「あなたの強みはなんですか。」
これは履歴書や面接で必ずと言っていいほど聞かれる質問であり、企業にとってはその人の性格や経歴、プレゼン力などのスキルを分析するための重要な質問となります。つまり、皆さんにとっては採用の合否に関わる重要要素のひとつとなるわけです。
そこで、この質問に対する回答の仕方に関するちょっとしたコツを、ビバーチェとして以下の3点にまとめました。
1. まずは一言で簡潔に伝える。
前置きはせずに「私の強みは○○です」と答えられるキーワードを決めておきましょう。
粘り強さ、真面目さ、コミュニケーション力、など、何でもいいです。分かりやすい言葉で堂々と伝えられるようにしておきましょう。
2. 強みを裏付ける直近のエピソードを挙げる。
「直近の」というところが重要です。よくあるケースとして、高校時代のエピソードに時間を割いて話す方がいらっしゃいますが、採用担当者からすると「高校時代のエピソードしかないのか?大学時代は何をしていたのか?」と思われかねません。
もちろん、高校時代を混じえて話してもいいのですが、あくまでもメインは大学時代として、予めエピソードをまとめておきましょう。
3. 弱みについても分析しておく。
強みと併せて弱みを聞かれることが多くありますが、これも強みと同じぐらいに重要な質問です。
この質問では「強みだけでなく弱みを知っていること」、また、その弱みを改善するために「何らかの努力をしていること」が重要になります。
とは言え、自分の弱みを見つけて人に伝えるのはとても難しいことでもあります。
そこでぜひ、強みと弱みを一対の組み合わせで考えておくことをおすすめします。
なぜなら、強みと弱みは表裏一体であることが多いからであり、ひとつの事象を複数の側面から捉えられることは重要なスキルのひとつであるからです。
例えば以下のようなイメージです。
強み:集中力が高い ⇔ 弱み:周囲が見えなくなることがある
強み:フットワークが軽い ⇔ 弱み:デスクワークが苦手
強み:真面目である ⇔ 弱み:頑固である
強み:クリエイティブである ⇔ 弱み:地道な作業が苦手
ぜひこれらのコツを参考に、再度自己分析を行ってみてください。 |