今日は興味深い数字についてご紹介します。 テーマは「65%」です。
この数字は何かと言うと、 2011年にアメリカのある研究者が語った予測に関するもので、 その内容とは以下のようなものです。
「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、 大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」
この数字を見て皆さんはどう感じましたか? 「そんなに高いわけない」と感じませんか?
ただ、現在に当てはめて考えてみると、 それほど現実離れしているとも言えないと思います。 例えば、現在好調な「ネット広告」の分野を考えてみると、 その歴史はまだ10数年ほどです。 つまり、10数年前にはなかった新しい職業が数多く生まれているのです。
さて、「65%」の数字の精度はまだ分かりませんが、 時代の流れとともに新しい職業が生まれてくるのは確かです。 逆に言えば、既存の職業は廃れたり、 無くなったりする可能性があるということです。
これは私たちにとって「脅威」であると同時に「機会」でもあり、 機会にできるかどうかは皆さんの気持ち次第です。 そして、このように考えてみると、 就職は「ゴール」ではなく「スタート」なのだと、 あらためて感じることができるのではないでしょうか。 |